映画【バケモノの子】感想!王道ストーリーで安定の心地良さ
公開日:
:
ムービー
試写会に行って参りました。
場所は、有楽町・よみうりホール。
監督さんは細田守さん。
以前に手がけた「サマーウォーズ」という映画も見たことがありますが、そちらも面白かったです。
冒険活劇のアニメって言ったら男の子なら皆好き
この映画はオフィシャルサイトにも書いてあったと思いますが『冒険活劇』。
冒険活劇モノって良いですよね。
年齢がいくつになっても男の子な部分がありますから、こういうストーリーは自然と入ってきます。
アニメーション・冒険活劇・少年と言ったら、やはりあの不朽の名作「天空の城ラピュタ」とかですかね。
自分(主人公)が居て、師匠(修行)・女の子(ヒロイン)・好敵手(と書いてライバル)という相関図。
この辺りが揃うと冒険活劇モノとして定番の安定した面白さが出ますよね。
途中の修行シーンでもコレマタ懐かしの不朽の名作「ベスト・キッド」を彷彿とさせる師匠との練習風景もあったり。
ストーリー的なこと
この映画のストーリーは大きく分けると、少年期と青年期とに分かれます。
主人公の蓮(くさかんむりにつらなる)。
9歳。
声は宮崎あおいさん。
小さい頃に両親が離婚。
お母さんも交通事故で亡くし、親戚の家に行くことに反発して家出。
渋谷の街をフラフラしている時にバケモノの世界に迷い込むことになります。
“バケモノ”と言っても、動物(熊とか豚とか)をベースにした人間に基本近いスタイルです。
ひょんなことから出会った、バケモノの世界で一二を争う猛者・熊徹(声は役所広司さん)と一緒に生活をすることになり「強くなりたい」と熊徹の弟子になり武術を学んでいく。
ちなみに、主人公の蓮くんはバケモノの世界ではその年齢から九太と呼ばれています。
そんな九太。
バケモノの世界で熊徹と一緒に暮らすこと8年。
師匠と弟子でもあり親と子のような関係性でもあり、17歳に。(声は染谷将太さん)
武術としての才能も開花させています。
そして、毎度の熊徹との喧嘩をキッカケにひょんなことから人間の世界へと戻ります。
ここから人間とバケモノとの世界を巻き込むトラブルが発生して・・・という展開。
幅広い層でバランス良く観れるのでは
うん。
シンプルで分かり易いストーリーで面白かったです。
展開的に、導入部があってマッタリ部があって危機があって解決するという王道ストーリー。
戦闘シーンの迫力ある部分や感動させる部分もあり、その王道的展開が見ていて心地良いです。
試写会のお客さん層も小さい子供から大人まで見に来ていて、バランス良く普通に楽しめたのではないでしょうか。
笑えるシーンなども結構ありましたし。
まぁでも、やはりラピュタと比べると(思い出補正もあると思いますが)面白さや観た後の清々しさなんかは下がるかなぁと。
また、最近よく見られる“俳優さんを声優に起用”する形式でしたが、その辺はあまり気にならなくこれもバランスが良い感じも受けました。
アニメーション映画ならではの綺麗な映像で入り込めてしっかりと観れる映画でした。
あまり長く書いてしまうと、ネタバレ的になっちゃいますので感想はこの辺で。
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