【寄生獣 完結編】映画感想!染谷将太と橋本愛のラブもあるとか
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ムービー
2014年11月、その映画の一部作目を試写会で観させて頂く機会があり。
VFXの迫力ある映像という売りだけではない、ヒューマン的な部分もよく表現されている映画で良かったです。
単純に、その続きであります「完結編も見たいなぁ」と思っていたところ、コレマタ試写会で観れることになりました。
いつも有難う御座います。
場所は、虎ノ門・日本消防会館。
通称ニッショーホール。
完結編と言えば完結編らしい映画
完結編らしく、本作で前作の内容(残り部分)を、良くも悪くも説明というか解決してくれます。
ストーリー的なこと
人間に化けて潜む新種の寄生生物「パラサイト」と、右手だけパラサイトに寄生されてしまった平凡で普通の男子高校生(演じるは染谷将太さん)の戦いのお話。
一部作目では、その寄生から戸惑いながらも戦いに巻き込まれていく主人公・新一。
今回の完結編ではそんな戸惑いも吹っ切り、パラサイトを絶滅させる為に信念をもって動いている所から始まります。
ちなみに、一部作目については過去記事『染谷将太主演映画【寄生獣】を試写った感想』で書いています。
色々な内容を詰め込み過ぎたのかなぁと
“映画”として考えますと、正直「前回の1の方が良かったかなぁ」と思いました。
寄生生物側の衝撃的な映像に慣れてしまった感もありますし、完結編と言うだけあって色々な内容を詰め込み過ぎたのかなぁと。
1は、その映画一本の中に存在するテーマが分かり易かったり、序盤の前フリ的なものが後半のクライマックスで「なるほどな」「そこに関わってくるのね」と思える部分が良かったのです。
伝えるのが難しいのですが、映画って2時間ある中で盛り上がりというか見せ場みたいなトコって一か所で良いと思っている派です。
ある意味極論ですが、1時間50分が前フリで、最後10分のクライマックスの為にその1時間50分があると言うか。
その前フリやオチの説明は映画内できちんとされる訳ではないですが、自分の頭の中で「そういうコトなのね」と解釈・理解できた時に「面白かった」「納得っ」みたいな良い感情になれるのです。
1が非常にシンプルでバランス良かったのに対して、今回のはなんか色々なモノを入れ過ぎちゃったのかなぁと感じました。
主役(良いもん悪もん)が分からなくなる感覚に
もちろん主役は染谷将太さんで間違いないのですが、見終わった後よく考えてみるとその印象が薄い感覚になりました。
でも、今回の完結編のテーマのひとつ「人間だけではなく、寄生生物側にも言い分がある」というような部分で考えると、その感覚で良いのかとも思います。
「寄生生物側も主役」と言うか。
そうなってくると、当映画の「愛する人を、守れますか?」というキャッチが効いてきますね。
まぁ普通に考えたら、染谷将太さんがヒロインである橋本愛さんを守るというコトと捉えますが、それだけじゃなく。
誰が何を守るということなのか。
何が何のために・・・という辺りが、当映画の見どころでしょうかねぇ。
あまり長く書いてしまうと、ネタバレ的になっちゃいますので感想はこの辺で。
「寄生獣 完結編」 http://kiseiju.com/
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