【ドラマ オブ ザ シーズン】2014春
公開日:
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テレビ
「40過ぎても、現役テレビっ子」でお馴染みの私は、テレビをよく見るんです。
そのシーズンで最も面白かった【ドラマ オブ ザ シーズン】を勝手に決める事にしています。
まず、今シーズン見ていたドラマは・・・
- ブラック・プレジデント
- SMOKING GUN
- MOZU~百舌の叫ぶ夜~
- 続・最後から二番目の恋
- アリスの棘
となります。
『SMOKING GUN』は、以前よく行っていた定食屋さんに置いてあったマンガが原作です。
そのマンガをちょくちょく読んではいたので何となくのストーリーは知っていたのですが、最後の方までは読んでいませんでしたので、今回のドラマでその続きが知れるのならば「そりゃいいや」と思って取りあえず見てみました。
『アリスの棘』は、始めの方は確かに面白い感じで“復讐劇(悪いヤツには罰を)”として良い感じだったのですが、終りの方は「う~ん、どうなんでしょう」という感じでした。
なんか“謎に謎を”“悪いヤツの上にまた悪いヤツが”みたいな、さらに黒幕が!というカブセ感がしつこかったんですかねぇ。
もっとシンプルでも良かったのかなぁと。
ブラック・プレジデント
『ブラック・プレジデント』は、ブラック企業(だと思われる)の社長のお話。
演じるは沢村一樹さん。
この社長のキャラクターが愛すべき感じで良いんですよねぇ。
普段は、無理矢理にコトを進めてしまう感じで周りに迷惑をかけるんですが、締めるところは締めるキャラクターなのでカッコイイと思うの。
ドラマとしても、ビジネス要素・学園要素・ラブコメ要素など色々とあり、結構楽しめました。
で、出演者のひとり門脇麦さん。
この方、やっぱり目を引きます。
この前観た映画『闇金ウシジマくん Part2』にも出演されていますが、なんか雰囲気ある感じで気になっちゃいますね。
他にもCMとか色々と出てますが、全部違う雰囲気というか極端ながら顔さえ違って見えるので、それはそれで凄いことなんだろうなぁと思います。
MOZU~百舌の叫ぶ夜~
単純に、迫力・作り込み感などから言うと面白さは、この『MOZU』がダンミツ、じゃなくて、ダントツでしょうね。
次週の予告が「映画の宣伝ムービー」の様になっていて、“新しい試み”みたいなモノも感じられました。
それと放送開始当初から「シーズン1」ってなっていたのも特徴的です。
だって普通だったら、取りあえずスタートしてみて人気があったら「シーズン2」とかの続編を告知するじゃないですか。
ですがこの『MOZU』は最初からシーズン1としていて、明らかに「続き、ありますよ」的なアピール。
ある意味、これも“新しい”ですな。
一応、シーズン1部分は今回のTBSで完結ということで、そこで挙げられた解けていない謎なんかを含めてのシーズン2はWOWOWで、だそうです・・・
【ドラマ オブ ザ シーズン】2014春は、「続・最後から二番目の恋」に決定
これ、前作も大変良かったですけど、今回の“続”も面白かったですねぇ。
作り方として感心もします。
なんか、見ているだろう視聴者のツボと言うか、“視聴者が見たいモノ”をよく分かってますよね。
中井貴一さんと小泉今日子さん、やっぱりこの二人の掛け合い(セリフだけじゃなく表情とかも)が最大のポイントです。
ドラマとしても、ホッとする感じやクスッと出来るのも非常に良いところですね。
そして、最終回。
これが又凄かったんですよ。
最終回は、このドラマの象徴でもある「カフェ・ナガクラ」(中井貴一さん家族が暮らす、1階を改築してカフェにした自宅)しか映らなかったんですよ。
最終回は時間拡大していますが、その長くなった放送時間内でも、“ただの一つも”他のシーンは一切無いのです。
今までの回では、お隣に住むキョンキョンの家や働く東京のテレビ局であったり、中井貴一さんの勤め先である鎌倉市役所。
もちろん、その他にも飲み屋とか駅とか海岸だったりと色々な所のシーンが普通に入るドラマだったのですが、最終回ではそれら別シーンは一切出ずに「カフェ・ナガクラ」でのシーンしかない。
そんなの今まで見たことないですよ。
シカーモ、場面としてはソコだけなのですが、今まで出てきた主要な登場人(猫も)物たちが、それぞれの理由でその「カフェ・ナガクラ」に訪れるんですよ。
ひとつの場面・場所を使い、色々な人達が出たり入ったりするので、“舞台演劇を見てる感じ”でした。
このドラマのテーマと言うか、「みんなが自然と集まってくる・安心できる帰るべき場所」という意味合いも感じれて凄く良いなぁと思いました。
タイトルにもあるように“恋”がテーマなのは事実なのですが、「キスしてキャー♡」とか「壁ドンでキュン♡」がどうとかではない、大人の恋愛のお話。
大人の恋愛っつったって、「ホテル最上階のBARでキメて」とかそんなの無く、恋をふまえた家族のつながりとかもテーマにあり、ホッと出来る良いドラマでした。
「続・最後から二番目の恋」 http://www.fujitv.co.jp/nibanmeno_koi/index.html
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