中井貴一と波留の関係も気になる【アゲイン28年目の甲子園】感想
公開日:
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ムービー
試写会に行って参りました。
いつも有難う御座います。
場所は、有楽町・よみうりホール。
有楽町駅すぐ、読売会館7階です。
ゆっくりと見たい大人な映画。できれば一人で
今回の試写会。
映画の題材や出演者などからも分かりますが、対象は年齢が高い方なイメージを受けました。
来場していた客層も年齢が高めだったと思います。
ストーリー的なこと
まず前提に、元高校球児達が大人になってから再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」という大会があります。
そんな元高校球児の主人公を演じるのは、ご存知 中井貴一さん。
中井貴一さんと共に青春時代を野球にかけた友人の娘役に波留さん。
この二人を中心にお話は進んでいきます。
中井貴一さんは離婚後、別々に暮らす娘さん(演じるは門脇麦さん)との仲にも問題を抱えていまして。
そんな「親子」という部分も全体的なテーマになっています。
中井貴一さんの演技はクスッと笑えて良い
私も大好きなドラマ「最後から二番目の恋シリーズ」も記憶に新しく、そのドラマの中でも幾つものクスッと笑えるシーンが印象に強く残っています。
この映画でも中井貴一さんとあの柳葉敏郎さんとの絡みがあるもんですから、普通に会話しているだけでも何だか面白かったりもします。
波留さんも健気な感じで、“娘”という役が合っていて凄く好印象でした。
お客さん達の“変な笑いどころ”に違和感が
で、ちょっと驚いたのが、私の中でのそんなクス笑いのセンスと他のお客さん達のソレとが違ったもんですから、違和感ありまくりでした。
監督さんがどう考えているのかは分かりませんが、多分クスッと来て欲しくないだろうシーンでクスッと笑っている方達が結構居たんですよねぇ。
先にも書きましたが、それは来場していた年齢が高めの方達に多かったと思います。
数か所、「ここは笑うとこじゃないでしょ」という場面で。
話しの全体的に、昔高校球児で今オジサン。
そんな“オジサン達が頑張っちゃう”というシーンが多いので、その辺は面白く笑っても良いとは思うのですが、そこで笑い慣れしちゃうというか他シーンでも変に笑っちゃう方とかが出てきまして。
自分も40代ですから説明が難しいのですが、あの年齢が高めの人にありがちな、なんか笑う所を勘違いしちゃってる感じ。
演じてる役者さん側も「そこで笑いが起こるのか?」と思っちゃうんじゃないかなぁと思いました。
映画としては感動作で良い映画
そんな違和感が続いてしまい、私としてはあまり映画に入り込めませんでした。
もちろん、映画としてはストーリーとかテーマとか役者さんの演技などを踏まえて、とても良い映画だと思います。
通してある一つの“謎”みたいなものもあるのですが、それは意外と普通です。
また、野球の映画ですが、試合という部分にはそんな重点を置いていない気もします。
謎解き映画でもないですしスポーツものでもない訳ですから、それで良いんだとも思います。
そういったことも考えて、感動シーンとかも含め一人でゆっくりと見れたら良いなぁと思う作品でした。
あまり長く書いてしまうと、ネタバレ的になっちゃいますので感想はこの辺で。
「アゲイン 28年目の甲子園」 http://www.again-movie.jp/
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